ボタン指使い いろいろ

久しぶりにボタンアコーディオンの運指について。
以前にも書きましたが、ボタンアコーディオンと言っても配列は色々あります。今日は、私が使っている楽器、C配列のボタンの運指についてです。C配列とは、こういう配列。(楽器の右側を上から見た図)

C配列

ドの音が一番外側にあって、そこから斜めに半音ずつ音が上がっていきます。写真左側が楽器上部、右側が下部で、下に行けば行くほど音は高くなります。
なぜ私がC配列の楽器を弾いているかというと、単純に最初にボタンアコーディオンを習った場所がフランスだったからです。
もしこれがロシアや東ヨーロッパだったらB配列、フィンランドだったらフィンランドの配列の楽器を演奏していたでしょう。
どの配列が良いなどということはなく、ちゃんと弾けるならなんでもいいんじゃないか、と思っています。

さて運指ですが、今日は単純にドの音階の運指をご紹介します。
ドレミファソラシド、です。
下の写真をご覧ください。(クリックすると大きくなります。)
これは私が持っているフランスの初心者用教本に載っている運指。(Methode d'accordeon/Manu MAUGAIN)

運指1

黒い数字を見ていただきたいのですが、親指(1)人差し指(2)中指(3)薬指(4)小指(5)です。
最初に見た時に、弾きにくいなぁと思いました・・・。
ソからラへの運指が、小指から親指。初心者用なので子どもが弾く設定になってるのですが、出来るのかな・・・。

もうひとつは、ジャズアコーディオン奏者のRichard GALLIANOが監修?の教則本(Methode complete d'accordeon/Lucien et Richard GALLIANO)。こちらも同じフランスのものです。

運指2

全然、違いますよね。
ちなみに赤い数字はピアノ鍵盤用の運指です。
ファからソに、薬指と人差し指を使うなんて、ピアノ鍵盤を弾いてる人には、もっとも考えにくい指運びではないでしょうか。でも、まぁこれもボタンなら有り。
同じフランスの教則本でも、これだけ違うんです。 

で、私の指使いも違います!(笑)
ちゃんとフランス人の先生に習ったんですよ。
上記2つの指使いは、基本の3列しか使わない指使い。
どういうことかというと、最初の写真の手前3列だけを使うように出来ています。4列目(4me colonne)は1列目と同じ音が並んでいて、私は4列目のボタンも使うので、
ドレミファソラシド
1234 1②31 ※②は4列目のラ
となります。3列しかない楽器もたまにありますが、大体の楽器には4列目もあるので、私の教室では私が習った運指を教えています。
が、既にご紹介したように色々あるので、その人その人の使いやすい指と、指の動線を考えて運指を決めていくのがいいんじゃないかなと思っています。
とくに「無駄のない指の動線」は大事なので、習いに行っていない人も、新しい曲を始めるときは、まず指使いをしっかり考えることをお勧めします!
鍵盤と違って、どの指を使えば良いのか選択肢が多い分、ボタンの運指は難しいです。
運指が良くないと弾けるものも弾けなかったり、繋げたい音が切れたり、速く弾けなかったりするので、ここは計画的に!

ちなみにフリーベースの場合は左側も、右と線対称にボタンが並んでいますが、左は親指が使えないので、同じドの音階でも指使いが違います。
これについては、また今度・・・。

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