食の本

食の本

母から借りた「長い道」(宮崎かづゑ著)に出てくる料理が、それはそれは美味しそうなのです。
宮崎さんが小さいころ食べていたという、お祖母さんのお漬物、混ぜご飯、自然薯、そしてネギが甘いうどん。
結婚されてから始めたという料理の数々も、文字だけで涎が出そうです。

(国立ハンセン病療養所・長島愛生園での日々や、家族・友人のことを綴った本です。命のスープで有名な辰巳芳子さんとの対談も収められています。)

たぶん、この本を読んだ直後に本屋さんに行ったからでしょう。
吸い寄せられるように手にとって買ってしまったのが、「美味しい法則」(野崎洋光著)。
以前から、料理の基本が分かるものが1冊ほしいなぁとは思っていたのです。基本が分かる(応用がきく)良い料理本ってなかなかないんですよね。
パラパラと見て、まず好感が持てたのが「こうでなければいけない」と言わないところ。
例えば、お味噌汁のレシピ。
味噌は煮立てるとまずくなると言われていますが、著者は煮立てた味噌汁がほろ苦くてお好きならしく、「そんなにまずくないし、好きな人は堂々と煮立ててください」なんて書いてあるところが良いです。

あとは「料理以外にも当てはまるなぁ」と思うところがあったから。
目次だけ見てても、面白いです。
例えば・・・
・料理人のすることが正しいわけではありません
・素材を食べるのであり、調味料を食べるのではない
・必要なのは「考える食」です。
・料理は小学3年生でできるもの
・情報をうのみにせずに、ちゃんと咀嚼する
・下手に手を加えて仕事をしようとしない
・選ぶ力は「なぜ」と思うことで身につく
・安い理由を知っておく必要があります
などなど。
もちろん、だし・ごはん・肉・魚・野菜・卵/大豆製品のレシピ、5つの調理法(煮る・焼く・揚げる・蒸す・炒める)、調味料、味付け、道具、盛り付けについて、写真付きで掲載されています。

私は基本的に自炊で、一番好きなのは手間がかからないのに、時間さえかければ美味しくなる煮込み料理。手の込んだものは滅多にやりません。(第一、うちには一口コンロしかない。)普段食べるご飯を、もう少し美味しく作れるようになりたいなぁと思うので、ちょっと頑張ってみようかしら。

ちなみに、野菜に限って言えば父が栽培した採れたてのものが手に入るので、材料には不足しません。ようやく冬野菜のシーズンになり、いま私の小さな冷蔵庫には、大根1本、蕪(既に漬物に)、九条ねぎ、キャベツ1玉、ほうれん草(既にお浸しに)、が入っていて《せっせと食べねば》状態。

写真のような虫さんの残りもの・・・のような葉っぱもありますけれど。(もちろん虫も時々ついてます。)

チンゲン菜

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