この頃は、新作の曲でも楽譜作成ソフトを使ってキレイに作られた楽譜をいただくのが普通になってきています。
・・・が、訳あって手書きの譜面を読まねばならないことになり、久しぶりの作業に集中力が続きません!
ちゃんと丁寧に書かれていて加線の高さや縦のラインも揃っているし、「これ何の音?」と思うような楽譜ではないのですけれど・・・ここ数年出版楽譜のような譜面に甘やかされた分、瞬間的に音が分からず、いちいち数えて読むという作業が結構つらい・・・。
♯や♭も多いし、隣接した音が頻出するので、それが余計ややこしい。
そういえば、留学最後の年に、それはそれは読みにくい手書き楽譜で、それこそ一音一音アルファベットを書かないと読めないという楽譜を頂いたことがありました。
ある演奏家は、その楽譜が読めなさすぎて、別の演奏者に回したという話もあるぐらいの、読みにくい楽譜だったのですが、練習しているうちに、だんだん作曲家の書き癖みたいなものが分かってくると、わりとサラッと読めるようになりました。
読みにくさ、と言えば・・・私のフランス留学時代の師であるマックス・ボネ先生の字も、最初は「vなのかuなのか」、「mなのかnが2つなのか」、「sなの?tなの?」・・・っていうか、そもそも何の文字!?というぐらい読めなかったのですが、それも段々読めるようになったものです。
習うより慣れろ。
毎日、読むしかないのかなぁ〜。
こんにちは!! 先生は、フランスでマックス・ボネさんについていらしたんですね!! わたしはちょうど、少し前から、「夢見るための小さなワルツ」を練習しています。とってもかわいくて、大好きな曲です。こんな曲をつくるひとは、きっと優しい心の方なんだとろうなーと思っていました。鍵盤だと、高音で(右手をかなり下げて)きれいにスラーをつなぐのが難しいです。
コメント 1
2017.09.10 21:20:32|Mioko GOHIRA
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>>Gohiraさま
そうです!最初はパリに留学したので、その時の先生です。ボタンの運指を徹底的に習いました。
時間にはアバウトな方でしたが、優しい先生でしたよ〜!
先生の曲、CDでは持ってるんですが楽譜が無いので、弾いたことはないですね。綺麗な曲ですよね。
コメント 2
2017.09.12 09:08:59|tomomi
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