怒涛の一週間〜後編〜

さて、怒涛の一週間の後編です。
私たちは、コンサートなどの本番がある時は、本番の日から逆算して、ちゃんと間に合うように練習を始めます。
今年の夏は、9月20日〜22日に「録音」という大きな仕事があるので、まずは収録する曲を録音前夜まで徹底的に練習していました。
「400年の音の旅」公演プログラムは昨年と同じで、アコーディオンソロだけが1曲追加されていましたので、8月から少しずつ練習を始めてはいたものの、本格的な練習は録音が終わってからでも大丈夫だった・・・のです。
予定では。

日本音楽コンクール作曲部門

予定は未定とは、よく言ったもので・・・甘かったです。
まさか日本音楽コンクール作曲部門本選会の演奏依頼が来るとは!
しかも2曲!
例年より、コンクールの時期が数週間早かったのも予想外だったのですが、本選会の日(26日)は平日で、本来ならば東の智美(大田智美)や、同門の先輩・柴崎和圭さんにお引き受けいただけそうな日程なのに、おひとりは京都でコンサート、もうおひと方はリハーサルに出られない。

私は、コンクールの翌日(27日)が「400年の音の旅」奈良公演ですが、26日の本選出演は不可能・・・ではない。22〜25日のリハーサルも不可能・・・ではない。

ということで、お引き受け致しました。
そしてコンクールの楽譜が届いて、激しく後悔・・・はしてませんが(いや、ちょっとしたかな。)、絶望はしました。それも何度も。
9月初めから練習を開始しましたが、一向に弾けるようにならない。でも、この曲ばっかりやってるわけにもいかない。「400年の〜」プログラム曲を、もっと練習したい!でも、コンクールの曲が弾ける気がしない!
という絶望と渇望がごちゃまぜになった1ヶ月半。
楽譜を追うことに必死で、身体は置いてけぼりの状態で練習していたら、昔の悪癖が出て、また肩を痛めてしまったり。

「出来る気がせーん!」「時間が足りなーい!」「肩いたーい!」が口癖になりつつありましたが、「400年の音の旅」プログラム曲は、10月上旬に荒井さんとみっちりリハーサルをしたら精神的に少し落ち着けました。そのおかげで、元気に21日の名古屋公演に臨めたし、22〜25日にNHKのスタジオで行われたコンクールのリハーサル、26日の本選会もなんとか終えられました。

最終リハーサルの休憩時間に、NHK内を散策。若干の心の余裕を表した写真。

スタジオ

化学実験室

実験室前のゴミ箱?

演奏参加した2作品のうち、向井航さんの作品は第2位受賞+聴衆賞という結果で、「あぁ、良かった!!」

東西智美

翌27日の奈良公演には、前日に京都で本番だった東の智美も聴きに来てくれました。
打ち上げでアコーディオン奏者にしか分かってもらえない大変さをぶちまけたら、ねぎらってくれました。
ありがとう。

かつてないハードスケジュールでしたが、打ち上げのビールは、とっても美味しかった!10月後半は、ほとんどこのために頑張ってきたような気がします。最高のご褒美の時間でした。

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