カイユボットのポストカード

pont de l'europe

パリ留学時代のアパートの隣人だったフルート奏者の花積亜依ちゃん(現在は東京在住)から、ポストカードが送られてきました。

描かれているのは、パリのサン・ラザール駅にかかる橋。

この《ヨーロッパ橋》を描いた画家は、Gustave Caillebotte(1848-1894)。モネやルノワールと共に、印象派を代表する画家です。(調べました。)

2013年にブリヂストン美術館でカイユボット展が開催されていて、彼女は偶然そのポスターを見たそうです。
その展覧会でポストカードを購入し、これは絶対いつか私に送ろう!と思っていたとのこと。5年越しの気持ちが嬉しい。あいちゃん、ありがとう!

さて、このポストカードを送ってくれた理由は、まさしくここに私達が住んでいたからです。私は2003年から約3年間。その前もこの近辺に住んでいたので、パリ滞在中はずっとこの辺りにいました。
あまりの懐かしさに昔の写真を見直したら、ちょうど反対側からの写真がありました。

place de l'europe

わかるでしょうか?
サンラザール駅の線路の上にかかっている橋が、この絵の中の橋です。橋の先は円形の広場で、ヨーロッパ広場といいました。広場から放射状に広がる各通りには、ヨーロッパの都市名が付けられています。
描かれている通りは、ウィーン通り。
私たちが住んでいたのは、リエージュ通りでした。
(ちなみに、その前に住んでいた民間女子寮はナポリ通りにありました。)

アパートからの景色は素晴らしく、いわゆる高級住宅街の地域ですが、私たちが住んだのは昔の女中部屋です。
窓はひとつ。とても小さなワンルームでした。でも練習できたし、十分だったなぁ。(2003年のフランスの猛暑では、死にそうになりましたけど。)

rue de liege

下の階は大きなアパートだったので、入り口は立派でした。ただし、エレベーターはしょっちゅう壊れたので、よく7階まで螺旋階段を上りました。(写真に映っている階段は6階までなので、別の階段で上がります。昔の使用人通路ですね。)

パリのエレベーター

我が家(パリ)

しつこいですが懐かしくて、思わずグーグルマップのストリートビューを見てしまいました。
ポストカードと見比べてみても、現在もあまり変わらないというのがパリですね。

colorobox,rue de vienne

caillebotte

私が住んだ部屋の前の住人は、アコーディオン奏者の檜山学さんです。檜山さんにとっても、きっと懐かしい絵なんじゃないかなぁ。

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