先日、以下のようなツイートをしたら結構みなさんからの反応があり、大した内容じゃないと思っていたので意外でした。

「ボタン配置」というのは、たぶん右のボタンの配列という意味だったと思います。
裏から見てる!というのに驚いたのですが、よく考えたらスタンダードベースの場合は、私も裏から見ていました。
初心者の方に左(スタンダード)の配列を教える際に、従来の楽器を正面から見た図よりも、裏側(透過?)からの向きのほうが、取りやすいかもしれませんね。
大田さんが言ったように、「そのまま、置けばいいだけ」だから。
と思っていたら、アコーディオン奏者の佐藤芳明さんがさっそく図にしてくれていました。

そうそう、こういうことです。
私自身は、どちらの向きでも違和感はないです。

さて、右のボタンの場合は、私は左の写真のように上からのイメージ。裏からのイメージでも、結局は同じなんですけどね。

上から目線
裏から目線

そもそも呑み会に同席していた大田さんの生徒さんから、どんなイメージですか?と聞かれたところから始まった話題なのですが、その生徒さんは横からのイメージがあるらしく・・・。

横から目線

ネット上にあったボタン配列表が、横向きだったのが理由のようですが、横向きだと演奏する際に、頭の中で変換することが多くなっちゃう気もする…まぁ、横向きイメージで問題ないなら良いのですが、混乱する場合は上下は合わせたほうが良いでしょうね。

最近、脳内イメージって大事!と思っていて、レッスンでも色々取り入れています。
イメージが浮かばない人は、浮かべられるように取り組むところから、浮かぶけれどシックリ来ない方には、そのイメージがどんな風なのか、身体の感覚と合っているのか・・・
その辺りを掘り下げると、生徒さんの「分からない」部分が、もっと見えてくるかもなぁと思いました。

追記:その後、みなさん色んな角度からのイメージを持ってらっしゃることが分かったので、ご紹介。
原田忠さんの場合↓

私にとっては、かなり斬新なのですが、結構こういう風に見ている方もいらっしゃるようです。
レッスンでも、時々「上下」の話が噛み合わないことがあったのですが、こういうことだったのね〜と納得。
いやぁ、面白い。

自分の場合をよくよく考えたら、スタンダードベースの場合は三次元(?)でした。蛇腹側の列は奥、腕の方は手前、あとは上下という感じです。(横という感覚がないので、三次元??ですけど。)
最終的にはちゃんと弾ければいいので、どこから見てもいいのですが、「いま自分が弾いている位置」をちゃんと把握できるか、が大事なんだと思います。
表・裏・横・三次元と色々あって、合う合わないは人それぞれなので、いまいちイメージがつかめない方は、どれが自分に合うのか試してみてくださいね!