教則本シリーズの月曜日がやってきました。
このシリーズを始めて1ヶ月が過ぎ、Palmer-Hughes Accordion Course Book2から取り上げる曲も、あと2曲です。
今回は、「COUNTY FAIR(Varsouviana)」ダンスの曲です。
(一部音割れしてます。すみません!)

County Fairってなんだろう?と調べてみたら農産物品評会と出ました。
農産物・家畜の品評会のほかにゲームなど色々なイベントが行われるとの記述もあったので、見本市のような感じでしょうか。
Varsouviana(またはVarsovienne)というのは、3/4のゆっくりとしたダンスでワルツやマズルカ、ポルカの要素を組み合わせたもの。ダンス自体は1850年ごろにポーランドのワルシャワから始まったので「Varsouviana(ワルシャワの)」という名前なんですね。19世紀にアメリカで人気となり、すぐに北欧の国々でもフォークダンスとして広まったと。

こちらは本格的なダンス風景。

Varsouvianaというのは踊りの種類なので、もちろんこの曲だけでなく色んな曲があります。

Palmer-Hugheの教則本では、付点のリズムは書かれていませんが本来は付いているんでしょうね。
練習曲としてのこの曲の難しさは、蛇腹を返すタイミングです。
今までは左のブン チャッ チャッをひとつのまとまりとして、恐らくブン(1拍目)で蛇腹の開閉をしていたと思いますが、この曲の場合は3拍目(チャッ)で返さないといけません。なぜなら、そこから右のフレーズが始まっているからです。
慣れないうちは少し難しいですが、これぐらい弾けるようになった段階で、小節線以外のところで蛇腹を返す練習をしておかないと、癖がついてしまって右手のフレーズがいつまで経ってもぶつ切り・・・なんてことになります。
お気をつけて!

では最後に、Lawrence Welk Showの映像を紹介しますね。