昨年12月のリサイタル後から約4ヶ月、演奏フォームの改良に取り組んでいましたが、本日ようやく一段落つきました。
もちろん、今後も更に良くなるように工夫は続けますが、これだけの大きな変化はないように思います。

自分のために、どんな風に改良してきたか、簡単に書き出してみます。

【2014年12月】
あることがきっかけで、自分の演奏中の座る位置(座り方・体重がのる部分)が間違っているんじゃないかと気づく。
【2015年1月中旬】
同じ曲を演奏しているのに、上手くいく時といかない時があり、その原因がどうやら腰の立ち方であることを発見。
→骨盤を立てる(立てられるようになるまで、約2週間かかる。)
【2月中旬】
今までのベルト(背中に3本)の改良。
背中でX字の形にする。
→これにより、《背中を使う》という感覚を学ぶ。
【3月上旬】
右と左のベルトの使い分け、再認識。
【3月下旬】
楽器調整のため、小さな楽器での練習開始。
蛇腹を押す際に、右肩が内向きになる悪癖を発見。
小さい楽器の場合は、特に内向きになりやすい。
楽器は左足の付け根にピタッとくっつけ、更に膝に真っ直ぐのせる。身体はそれと平行にして、どちらかが傾いたりしないことが大事。
【4月】
楽器の調整が終了。小さい楽器との重さ6kgの差は大きく、肩には常に重さがかからないという感覚が分かりやすい。
蛇腹を開く時は、左脇・左肩の力を抜く。
閉じる際は、その逆で右脇・右肩。
これが上手く抜けていない時は、身体が力んでいて指が動きにくい。

ベストなポジションは、骨盤に真っ直ぐ体重がのり、口とデコルテから肩はリラックス。腰とお尻は一体で、お尻は柔らかく固めない。
そして、使うのは背中から脇の筋肉。
こうすると肩はまず凝りません!腰も痛くなりません!