最近の私の練習課題は、もっぱら身体の使い方です。
今現在で、私の中で「この方法は役に立つ」ということを覚え書きとして挙げておきます。
1.ベルトの長さ
私の楽器は大きいので、楽器を左ひざの上に載せ(アコーディオンの底面が腿に真上から乗るように)、身体前面にピタッとつける。この時、楽器は傾かないように。
イメージは、木に止まっている蝉(笑)。(木が私で、蝉が楽器です。)
この状態がキープできるような長さにベルトを調節する。
肩に重さがかかったり、ベルトの長さに身体や楽器を合わせないように!
2.身体の状態
骨盤を立てる。腰は反らさない。下腹を楽器に押しつけない。
胸は自然に伸ばす。(背骨は自然な状態では少し曲線になっているので、あまり背中がピシッとなると、腰が反ります。)
身体に変な力が入っている時ほど、肩が上にあがり、腰が反り気味なので、常にそこは注意する。
3. 腕だけで押さない
演奏していて、上腕が痛くなる場合は腕だけで押している可能性大。
肩甲骨と肋骨を意識する=背中の筋肉を使う。
→これはなかなか分かりにくいので、肩甲骨の上にベルトを1本横に足してみる。背中が使えている場合は、この横のベルトが張る。
この場合も、上半身は2の状態と変化なし。(猫背になったりしないように。)
いかがでしょうか〜?
私自身、発見はしたものの、まだまだスッとベストな体勢にはなれないので、身体に染み込ませるには時間がかかります。
でもこれで、蛇腹の押引が楽になれば、音は大きくなるし、左指の動かしやすさも全然違います!
人それぞれ骨格が違うので、上記の3点のやり方が合わない方もいるかもしれませんが、体勢によって演奏のしやすさは必ず違いますので、色々試してみてください♪