最初に言っておきます。
アコーディオンを弾いている人にしか分からない内容で、スミマセン・・・。
今日のレッスンで、アコーディオンを始めて半年のFさんがとうとう!
FからAマイナーが楽々届くようになりました!
人に教えるようになって気づいたことのひとつに・・・
「私の指って人より広がる(柔らかい)んだなぁ〜」ということです。
手が小さいので、曲によっては届きにくくギリギリの音もあります。
そういう音を頑張って弾いているうちに、指が広がるような特別な訓練をしたわけでもないのに、かなり柔らかくなったようです。
・・・で、FからAマイナーというのは、かなり遠くてですね。
今このブログを読んでくださっている方の左手小指と人差し指を目一杯広げても、やっとぎりぎり届くぐらいです。
もしかしたら全然届かない人もいるかもしれません。
これを右手も弾きながら、蛇腹も引っ張りながら、「大変だ」ということを分からないように自然に演奏するというのは、
なかなか大変なのです。それが、今日Fさんは楽にできました!おめでとうございます!
指が柔らかくなり、横に開くようになった証拠ですね。
もちろんそれだけでなく、曲も情感豊かにしっとりと仕上がりました。今日の嬉しい出来事でした。
CM→Amの転調の際に、先ずCからEに飛ぶ(イ短調の属調)ような移動が楽に出来るようになると、音楽の世界が急に拡がったように感じられますが、本当に嬉しいですね。そして、この間隔がAb,C,Eなどマーカーが付いているベースボタンの間隔と同じだと気付いたときはとても嬉しかった記憶があります。
さらに、この嬉しさは、フリーベースを始めたときに、オクターヴ関係と同じだと知ったときにも感じたのですが、アコーディオンのベースでは本当に大切な間隔なのですね。
>>たしろさま
少し説明不足だったかもしれません。
F→AマイナーというのはFのベースボタンを押しつつ、Aマイナーボタンを弾くという意味なんです。
ですので、《縦の移動》ではなく小指と人差し指で同時に掴む感じ。
確かにスタンダードベースの場合は、どれだけ素早く印のあるボタンを見つけられるかが1つの鍵ですね。
FM7のお話だったのですね。
アコーディオンを始められて半年の生徒さんがこのフィンガリングをクリア出来たということは、その生徒さんは事前にピアノなどの楽器経験を通じて左手の小指をしっかり使うことが出来たということでしょうか。小指はそのような下地の助けが無いと誰もが苦労するところだと思います。
(ちなみに僕の場合はチェロの経験が役に立ちました。フルートでのG#キー操作程度ではあまり役に立たなかったと思います。)
>>たしろさま
確かその方は、小さいころピアノを習われていたと思います。
小指は確かに難しいですね。短いし力も弱いので。
小指でなければ届かない場合を除いて、私自身はできるだけ使わない運指を考えます。
(それにより薬指がより開くようになるという・・・)
Am/F あるいはAm on F が正しかったという訳ですね。そして、前後関係にもよるけれどC#の対位ベースのFを取っても同じだったのですね。
FからE7に飛ぶこともありますね