先日、以下のようなツイートをしたら結構みなさんからの反応があり、大した内容じゃないと思っていたので意外でした。
先日、大田智美とボタン配置をどうやってイメージしてるかっていう話になって、私は楽器上部から眺めてる図で、彼女は楽器を裏から(!)見てる図だった!衝撃だった。
— 松原智美 accordion (@tomomimatsubara) November 27, 2017
ちなみに彼女の生徒さんは横からのイメージで、なかなか覚えられないみたいなので、表でも裏でもいいけど上下は大事だと思う。
「ボタン配置」というのは、たぶん右のボタンの配列という意味だったと思います。
裏から見てる!というのに驚いたのですが、よく考えたらスタンダードベースの場合は、私も裏から見ていました。
初心者の方に左(スタンダード)の配列を教える際に、従来の楽器を正面から見た図よりも、裏側(透過?)からの向きのほうが、取りやすいかもしれませんね。
大田さんが言ったように、「そのまま、置けばいいだけ」だから。
と思っていたら、アコーディオン奏者の佐藤芳明さんがさっそく図にしてくれていました。
懸案のアコーディオン左手イメージ問題、自分には左側の図の方が断然しっくりきますね(手書きご容赦!)
— 佐藤芳明はアコーディオン (@yyysssaaatttooo) November 29, 2017
世にある楽器の運指表、ほとんどが外側(他者)から見た図ですが、アコーディオン左手に限って言えば裏側(奏者側)から見た図の方が分かりやすいのかな。。。 pic.twitter.com/ydFa42F6nU
そうそう、こういうことです。
私自身は、どちらの向きでも違和感はないです。
さて、右のボタンの場合は、私は左の写真のように上からのイメージ。裏からのイメージでも、結局は同じなんですけどね。
そもそも呑み会に同席していた大田さんの生徒さんから、どんなイメージですか?と聞かれたところから始まった話題なのですが、その生徒さんは横からのイメージがあるらしく・・・。
ネット上にあったボタン配列表が、横向きだったのが理由のようですが、横向きだと演奏する際に、頭の中で変換することが多くなっちゃう気もする…まぁ、横向きイメージで問題ないなら良いのですが、混乱する場合は上下は合わせたほうが良いでしょうね。
最近、脳内イメージって大事!と思っていて、レッスンでも色々取り入れています。
イメージが浮かばない人は、浮かべられるように取り組むところから、浮かぶけれどシックリ来ない方には、そのイメージがどんな風なのか、身体の感覚と合っているのか・・・
その辺りを掘り下げると、生徒さんの「分からない」部分が、もっと見えてくるかもなぁと思いました。
追記:その後、みなさん色んな角度からのイメージを持ってらっしゃることが分かったので、ご紹介。
原田忠さんの場合↓
アコーディオンの左手イメージ
— Tadashi Harada (@tadashichi) November 29, 2017
脳内カメラ位置が自分の目にある人は裏側がイメージしやすいのかと。
俺、カメラ位置を左手手首からのアングルに置いてるから外側視点だけど上下左右が違う。Cの上っていうとEかと思う。 pic.twitter.com/8cbZH5T0Pw
私にとっては、かなり斬新なのですが、結構こういう風に見ている方もいらっしゃるようです。
レッスンでも、時々「上下」の話が噛み合わないことがあったのですが、こういうことだったのね〜と納得。
いやぁ、面白い。
自分の場合をよくよく考えたら、スタンダードベースの場合は三次元(?)でした。蛇腹側の列は奥、腕の方は手前、あとは上下という感じです。(横という感覚がないので、三次元??ですけど。)
最終的にはちゃんと弾ければいいので、どこから見てもいいのですが、「いま自分が弾いている位置」をちゃんと把握できるか、が大事なんだと思います。
表・裏・横・三次元と色々あって、合う合わないは人それぞれなので、いまいちイメージがつかめない方は、どれが自分に合うのか試してみてくださいね!